菅直人総理(党代表)は11日夕、首相官邸で仙谷由人代表代行、岡田克也幹事長、輿石東参院会長、枝野幸男官房長官らとともに同日午後に発生した東北地方太平洋沖地震に関する対応について与野党首脳会談を行い、国民の生命と財産を全力で守るため与野党各党が全面的に協力することを確認した。

 冒頭、菅総理があいさつを行い、「三陸沖での大規模な地震で緊急災害対策本部を立ち上げて、全力を挙げて取り組んでいる。ぜひ皆さんにも情報を共有していただいてご指導いただきたい。国民の生命と財産を守るため、救国のために挙国一致でお願いしたい」と与野党各党に協力を呼び掛けた。

 同会談後、岡田幹事長は野党から政府として総力を挙げて取り組むため、補正予算や国会審議も柔軟に対応するとの意見や災害発生後72時間が非常に重要であるため、それまでは各党がばらばらに視察の派遣を行うことで混乱を招くことのないようにとの意見があったことを説明。また枝野官房長官から東祥三内閣府副大臣を現地に派遣することを決めたこと、各国からの協力要請があるなかで、特に救助犬の受け入れを準備していることなどの報告があったことも説明した。

 それらを踏まえ岡田幹事長は、「各党代表はこの大変な事態の中で全面的に協力する態勢をつくることを確認した」と語った。

 今後、岡田幹事長や仙谷代表代行が各党との窓口として連絡を取り合うことや地元にいる民主党所属の各議員から現場の生の声を把握するため情報共有を行っていることを報告するとともに、党の対策本部を開催して今後の態勢をしっかりと作っていく考えを述べた。