小沢一郎幹事長は2010年度の定期大会で、議長、大会の許可を得て、特別に挨拶に立ち(全文は下記ダウンロード参照)、「今後とも与えられた職責を全力で果たしていくと同時に、当面、こういう権力の行使の仕方について全面的にキチンと対決していく」と、検察当局と闘う考えを表明した。

 小沢幹事長は、「現職の国会議員が逮捕されるという事態に立ち入った」として、これまでの経緯を報告。また、政治資金規正法違反に関して、形式的なミスについては、これまで修正や訂正で済んでいたものを、今回は昨年3月から突然、逮捕・強制捜査となった。これに関しては「納得がいかない」とも述べ、「最近の報道で土地の購入にあたり、私どもが不正の資金を入手して、その購入に充てたとの報道がなされているが、なんら資金について不正なお金は使っていない」と報道、および疑惑を否定した。

 また、検察から、お金についての問い合わせがあり、積み立てたお金であり、金融機関の支店名なども弁護士を通じて知らせたこと、それに対して、検察から預金口座の書類を入手したとの報告があったことも明らかにした。

 さらに逮捕が大会に合わせて行われたかのようであり、「このようなやり方を容認することはできない。これがまかり通るならば日本の民主主議は暗澹たるものに将来はなってしまう」として、「断固として、自らの信念を通し闘っていく」と表明した。

 次に、この闘いに時間を割くため、当面、輿石東幹事長職務代行に仕事をお願いすることが多くなるとして、了解を求めた。

 最後に、「私は本当に40年の政治生活のなかで、日本に議会制民主主義が、政権交代可能な本当の民主主義が定着すること、それのみを願って今日まで頑張ってきた。今年は参院の通常選挙も予定されている。これに勝利することがわが党の、鳩山政権の基盤を盤石すると同時に、日本の議会制民主主義を定着させることになる」と訴え、ともに夏の参院選挙に向けてガンバローと呼びかけた。

 この挨拶は万雷の拍手で確認された。