民主・維新両党合同の甘利大臣疑惑追及チームは26日、国会内で会合を開き、口利きによって建設会社から現金を受け取ったとされる甘利経済再生担当大臣の疑惑に関して、26項目にわたる質問項目を事前通知し、それに対する回答を警察庁、法務省、国土交通省、環境省、独立行政法人都市再生機構(UR)から聴取した。

 追及チームが提示した質問では、URによる千葉県北部地域の用地買収等に係る薩摩興業株式会社(以下、薩摩興業)との補償交渉について、対象土地の地番及び図面の提示を求めるとともに(1)用地買収についてURが当初示した補償金額と根拠の提示及び約2000万円というのは事実か(2)用地買収について2013年8月に支払った補償金額とその根拠の提示。約2億2000万円というのは事実か(3)UR側担当者の名前、交渉経過資料、最終的に2億2000万円とした根拠及び同種案件で補償額を決定する際の基準の提示、本件補償額が適切であることを裏付ける類似案件の提示(4)UR、国交省、環境省それぞれの職員が甘利大臣や甘利事務所関係者と接触した日時・場所・その場にいた者の名前・概要の提示(5)国交省職員が薩摩興業とURのトラブルに関して現金や食料品を受け取った事実はあるか――等について回答を求めた(質問項目は下記ダウンロード参照)。これらについて環境省が甘利大臣側と接触したことを認める一方、国交省とURは再三の質問に対しても現在調査中だと述べるにとどめ、隠ぺいを疑わせるような回答が続いた。

 追及チームは、補償金額を確定するには根拠となる規定があるはずだとしてその規定の提示と、それぞれの職員が大臣や政治家事務所と接触した際は記録があるはずだとして、その記録等を明日27日に開く次回の同チーム会合で提示するよう強く求めた。

PDF「20160126甘利疑惑追及チーム 質問項目」20160126甘利疑惑追及チーム 質問項目