海江田万里代表と大畠章宏幹事長は26日、8月10日投開票の長野県知事選挙で再選を果たした阿部守一氏の訪問を受け、再選のお祝いを述べるとともに、地方の町づくりなどについて意見を交わした。党長野県連代表の北澤俊美参院議員、同副代表の津田弥太郎参院議員、寺島義幸衆院議員が阿部知事に同行し、荒井聡役員室長、加藤敏幸幹事長代理も同席した。

 阿部知事は「2期目は9月1日からになるが、初心を忘れず県民の皆さま方の思いを実現するべく頑張っていきたい」と2期目に対する思いを述べた。

 北澤県連代表は、4年前の知事選では阿部候補が自民・公明が支援する候補に5千票差で勝つという大接戦だったことを振り返りつつ、「今回の選挙では共産党以外の政党がなだれを打って阿部候補の支援に回った」と説明し、阿部知事がこれからさらに手腕を発揮することに期待感を示した。

 意見交換では、海江田代表が長野県での豪雨被害の状況を気遣ったことから災害対策の話題となり、阿部知事から「長野県も警戒区域の指定が全部できているわけではないので前倒しでやりたいが、町全体が警戒区域になる場合もある」と伝えられ、土地開発や施設建設の際の課題などについて意見を交わした。

 また、阿部知事から「地方にとっては人口が大きな問題だ。人口減少が小幅になるような取り組みをしないと、地域の生活が成り立たなくなりつつある」との問題提起があり、若者の都市への流出を止めるために大学の地方分散を進めることや、地元中小企業の情報提供のあり方などについて、国・地方それぞれの観点で意見を述べ合った。