民主党は27日、前日に続き千葉県の幕張メッセで開かれた「ニコニコ超会議3」に出展した特設の民主党サテライトスタジオからのライブ放送を、海江田万里代表、長妻昭幹事長代行らが参加して行った。

 前日に続いて登場した小西洋之参院議員は、この春『いじめ防止対策推進法の解説と具体策』という著書を出版した。同書は昨年施行された「いじめ防止対策推進法」が教育界にまだあまり理解されていないことから、実態に即した解説を加えたもの。小西議員は、「子どものいじめ、自殺が繰り返されてきた。学校の中のいじめも、なくならなかった」とし立法の必要性を述べた。

 同法の趣旨は、「いじめの防止、早期発見、解決」を行うもので、小西議員は「内容は(1)学校いじめ対策委員会の設置(2)いじめ防止プログラムの策定です。このことは、新しい学校の文化を作ることに通じる」と述べた。そして、「委員会がいじめの通報を受け、総合的な判断ができるようになります。また、プログラムの実施によって、いじめの起きにくいクラス、学校にしていくことができます」とビジョンを語った。

海江田代表2

 海江田代表は、ジャーナリストで政治コメンテーターの角谷浩一さんとのディスカッションにチャンネルに登場。「若い働き盛りの人の人口が減り、非正規雇用も増えて将来に不安がある世代が増大していることが大きな問題だ」と述べ、「雇用の安定と、子どもを生み育てることを社会が応援していけるようにする。そのことは民主党にしかできないことだ」と訴えた。

 また海江田代表は、「日本の国の良さは、多様な意見があって、発言の機会があること。しかも全体として調和がある。成熟した民主主義のためには、そのような議論の場が必要だ」と述べ、「民主党の考え方を、一人ひとりに、たとえ少しずつでもしっかりと伝えていく」と述べた。

長妻幹事長代行

 長妻昭衆院議員が番組日程の最後に登場し、「格差を是正し、皆が活躍できる社会をつくる」と理念を述べ、「格差是正とは、当事者を助けるということだけではなく、格差是正が社会基盤、経済成長の基礎になる意味が大きい。日本を強い国にするためには、一人ひとりの能力が発揮できる社会作りの、積み重ねが必要だ」と述べた。

 さらに「日本型、共生型の資本主義が必要。今の政治は、企業団体献金で政策の方向性がゆがんでいる。企業団体献金ができる大きな組織に、予算も付く。それを正したい」と目標を掲げ、「いまこそ民主党しかない。安倍内閣に対立軸を出し、政策を磨き、現内閣を倒すのが野党だ」と長妻議員は強い決意を語った。