2.「育ち 育む」ための環境を整備します
希望するすべての子どもたちに、 家庭以外のコミュニティを
子どもは多様な存在です。一人ひとりの発達段階も異なるので、個々のニーズに合わせた保育や教育が必要であることは言うまでもありません。一人ひとりの個性と能力を伸ばし、子どもが互いに育ち育みあうことができる環境をつくるためにも、家庭以外にも安心で安全な子どもの居場所をつくる必要があります。
就学前の子どもの居場所は実際どうなっているのでしょうか(図表9)。保育所には、約199万人の乳幼児が通っています。年齢別の利用率を見ると、0歳児は約7%(7.8万人)、1、2歳児は約25%(55.3万人)が利用し、3歳以上は、約39%(136万人)の幼児が通っています。待機児童は、2004年2.4万人、2005年2.3万人で、依然として解消されていません(厚生労働省調査)。
なお幼稚園には、約174万人の幼児が通っています(文部科学省調査)。
質の良い居場所を ---- 幼保一本化
保育所に入りたくても入れない待機児が何万人もいる一方で、幼稚園には空きがあります。保育所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省と縦割り行政になっているからです。民主党は、保育所と幼稚園を子ども家庭省のもとで、一本化します。
民主党は、第164回通常国会に「認定こども園民主党案」を提出しました。省庁の縦割りを廃し、子ども家庭省をつくるまでの間、内閣府に認定こども園担当部局を設置し、「認定こども園」を一元的に所管して財政措置を行うことにしています。また多様なニーズに対応するため、0歳から就学前までのすべての子どもの受け入れを可能とするほか、一時保育、病時・病後時保育、夜間・休日保育等についても積極的な支援を行っていきます。
|