
忘却とは…
衆議院議員
民主党本部男女共同参画委員会
副委員長
山花郁夫
やまはな いくお
以前、朝出かけるときは「当然、子どもたちはまだ寝ています」と書きましたが、「当然」と言えるのは、下のボウズが子どもっぽくなった(赤ちゃんという状態からは成長した)からです。
ミルクを飲んでいた頃は、お腹がすいたといっては泣き、こちらの体力とは関係なく起こされることがあたりまえで、特に目覚し時計をセットした時間の30分前に起こされようものなら、「どうしてあと30分我慢できなかったのか」と朝の30分の大きさに憤慨する日々が続きました。
もしかすると、人間は、子孫を増やすために、子育ての大変さをできるだけ忘れるようになっているのかしら、と思うくらい、そうした大変だった時のことというのは、子どもが成長するにつれて、忘れていってしまうものですね。
2005年7月14日

バンザイ娘
泉 房穂
いずみ ふさほ
夕方、久しぶりに自宅へ戻ると、娘がおもちゃの携帯電話で遊んでいた。見ていると、「あっそう、うん、うん、へー!」などといいながら、部屋の中をせわしなく、ぐるぐる歩き回っている。それも片方の手には私の広報誌をにぎりしめている。
妻に、どうしてあんなに落ち着きなく動き回っているのかと、少々腹立たしげに聞くと、怪訝な顔で「貴方の真似でしょ?」といわれた。
そういわれてみれば、私は電話中いつも動き回っている、というかじっと座っている事ができない。狭い場所で話しているときなどは、椅子に座ったり、立ったりだけしている事もある。よく、妻に「ちょっと、じっとできないの?」としかられていた。確かに、これは俺の真似だ! と思うと、いとおしいやら、恥ずかしいやらで真っ赤になってしまった。
わが娘よ、どうしてもっとパパのいいところを見てくれないんだ、と嘆いていると、妻が一言。
「最近は、おもちゃ箱の上にのって、演説したり、バンザイまでしてるわよ」
2005年7月14日

仕上げはおとーさん
衆議院議員
民主党本部男女共同参画委員会
副委員長
山花郁夫
やまはな いくお
幼い頃、親から歯磨きの仕上げ磨きをしてもらったという記憶がないのですが、昔はそういう習慣がなかったのでしょうか?
あるいは、4人きょうだいなので、親もそれどころではなかったのかもしれません。
上のお姉ちゃんも歯磨きは嫌いでした。格闘の日々が続きましたが、それでもしばらくするうちになれました。
しかし凶悪なキカンボウはそうはいきません。つい最近まで宇宙語をしゃべっていたくせに、あろうことか「いや」とか「KYYAI(「嫌い」という発音ではない)」という単語の発音はやけにハッキリしてきました。
「歯磨きしてねんねだよー」
「いーや」
「ムシバイキンがいっぱいだぞー」
「HAMIYAKI……NAI!。パパ、KIYYAI!」
となってくると、こんにゃろ、と羽交い絞めにしての仕上げ磨きです。その抵抗のすさまじさときたら……虐待の疑いがあるとして通報されそうな泣きわめき方です。
ごく稀に機嫌のいい時にはおとなしくしていますが、それでもすぐにやめようとします。いつまでこの格闘が続くのかなぁ……
2005年6月28日

同盟の絆
参議院議員
民主党本部男女共同参画委員会
委員長代理
榛葉 賀津也
しんば かづや
最近、息子が連発する言葉、それは「男同士!」。
「おとうさん、男同士でおふろ入るか!」
「ごはんは男同士で食べよう」
「男同士で寝ようよ……」
幼稚園の年中さんになった息子は、やたらと“男”を意識し始めている。「ませたヤツだ」と思っていたが、ある月曜の朝の息子の言葉にハッとさせられた。
「おとうさん、今度は何回寝たら帰って来る?……」
我が家はなんと7人家族。大正生まれの祖母と、私の母。家内と二人の娘に……息子と私。国会開会中の平日は、私は東京だ。息子はなんと5人の女性たちに囲まれて、男一人の生活を“耐えて”いるのだった! 留守を護る五歳の大黒柱代理。「息子よ! おとうさんも立派な“男女共同参画委員長代理”を務め抜くからなっ!」(でも、「男同士でチュ−するか!」はやめてくれぇ)
2005年6月28日

親子で燃えた!サッカー大会
和田隆志
わだ たかし
6月4日遅くに家族3人で乗った「夜行寝台『サンライズ瀬戸』」で、朝7:00過ぎに東京駅に到着、というところから一日が始まりました。
4日の夜は、地元福山に家族3人で日帰りした「ほたるまつり」で見たほたるを夢の友に快適な睡眠だったのですが、如何せん、睡眠の絶対量が少ないために、JR中央線に乗って最寄り駅である三鷹まで帰るのに、眠くて仕方がありませんでした。
しかし、5日は、子供のサッカー大会ということでそんな愚痴は言っていられません。前夜は雨が降ったようですが、朝にはからっと晴れて、絶好のサッカー大会日和でした。
子供の方はさすがに朝からハッスルしていて「さあ頑張るぞ〜!」という感じでした。
帰宅してから、バタバタと当日のサッカー大会の準備です。テレビでご覧になった方々も多いと思いますが、会場は、子供のサッカー大会にしては豪華過ぎるくらいの調布市の味の素スタジアムです。ここは、一昨年前のワールドカップの会場の1つとなったところです。
家族3人、会場まで約30分ほどのドライブで9:30頃には辿り着きましたが、本当に新しくて大きなサッカー場で、周辺の駐車場に停めて会場入りするのにも10分くらいスタジアムの周囲を歩くことになりました。
スタジアムは、既に、我が家と同じように家族総出で会場入りしている人たちでごった返していました。
なんと4万人も収容できるとのことで、まずは競技場の大きさを実感しました。子供たちを見ても、本当に晴れがましい表情で、こんな立派なスタジアムで試合できることに非常に嬉しそうな感じでした。
朝10:00過ぎから開会式、10:40から試合開始でした。少年サッカーですから、大きなサッカーコートを使用するのではなく、大きなコートを取り囲むように描かれている小さなサッカーコート6面をフルに使用してのゲーム進行でした。
待ち時間の間はスタンドの観客席の方で待機して、試合開始前には、子供とともに指定されたコートの前に集合し、試合中は、コート脇で声援を送るというスタイルでした。
体が小さいだけで、みんなプロのサッカー選手と同じようなユニフォーム・サッカーシューズに身を包み、思い思いに準備運動などをしていました。
幼稚園や保育園に通う子供から小学3年生までが一緒のチーム編成であり、見ていて子供の成長ぶりを目を細めて満足そうに観戦している親、何とかして子供のチームを勝たせてやりたいと思って声を張り上げて「早く!ボールをあっちにパス!」などと声援を送っている親など様々でしたが、どこの家庭でも、家族が一致団結していくには絶好の機会でした。
我が家では、子供のチームが全部で3試合に臨み、まだまだサッカーというよりは押し競饅頭の中にサッカーボールが行ったり来たりという感じでしたが、たった15分間の試合時間なのですが、親子共々燃えた3試合でした。結果は、1勝1敗1引分けで「勝ち」も「負け」も経験できましたが、1つずつ経験を積むことによってチームワークも育っているようでしたし、子供の間に何でも積極的に参加させてやりたいなあと思いながら頑張った一日でした。
2005年6月28日

少子化「問題」
衆議院議員
民主党本部男女共同参画委員会
副委員長
寺田 学
てらだ まなぶ
少子化問題という言葉、新聞や報道やらで毎日耳にします。
今年の特殊合計出生率も昨年同様1.3%を割り込み、 いよいよもって少子化が進展しており、 誰の目にも大きな政治課題と捉えられているでしょう。
確かに、少子化の及ぼす影響は大きいものがあります。 少子化と共に高齢化も進み、 社会保障費は年々膨れ上がることは避けられず、 将来の支え手である子供が減る事は、重負担な社会を招きます。 また、子供の数が減る事により、 将来の働き手が減少することが予想され、 ひいては国力の低下に繋がると言われております。
重負担な社会や、国力の低下は避けたいもの。 だからこそ、 少子化問題がこれほど話題となるのでしょう。
ただ、いまの少子化対策の論じ方に少々違和感をもっているのも事実です。
まず、少子化を「問題」として捉える点に違和感があります。
確かに、重負担社会や国力低下を招く原因が 少子化である以上、少子化を「問題」と捉えることが出来るのでしょうが、 どこか無機質な感じがするのです。
「子供が少ないことは問題である」との発想は、 結婚しても子供を作らない営みをしている人の肩身を狭くし、 多様なライフスタイルを無言のうちに抑圧しているのではないでしょうか。
また、少子化「対策」を 子供を「産ませる」ことと捉えるのにも違和感があります。 勿論、 子供を授かりたいけど、 身体的な理由で産めない人には、より手厚い医療的な補助を行うべきでしょうし、 経済的な理由で産めない人には、より手厚い子育て支援を行うべきでしょう。 そして、 社会的な慣習のせいで、子供を生む事を躊躇している人が多いのであれば、 男性の意識改革は急務です。
しかし、これは、 不妊治療であり、子育て支援であり、男女共同参画という各政策であって、 本質的に少子化対策とはいえないでしょう。 なぜなら、 近代社会において、少子化の傾向になることは避けられず、 出生率を上昇することに務めても、その上昇幅は微々たるものです。
いずれにせよ、以前のような出生率を記録するのは難しく、 少子化は避けられません。 そう考えれば、子育て支援等は少子化対策というよりも、 iいわゆる人間のライフスタイルの幅を広げる施策といえるでしょう。
結論として、
「出生率を伸ばし子供を増やすこと」をもって少子化「対策」と呼ぶのではなく、 「少子化の中でも耐えうる社会を作り上げること」が、 少子化対策であると私は考えます。
少子高齢化時代でも、支える側が納得する社会保障制度を構築することであり、 労働力に関しても、高付加価値企業の創出を進めるなど、 人口構成と教育・技術水準にあった労働力の供与がなされる社会を 構成すうことでしょう。 それこそが、少子化という「現象」に対応した「対策」であると考えます。
ここまで書くと、 私が子供嫌いのような印象を持たれるかもしれませんが、 いずれ、3人ぐらい子供を授かりたいと思っております。 ただそれは、少子化改善のためでも何でもありません。
よく言われる言葉があります。
「お前は国会議員なんだから、 少子化改善のために子供は沢山作らなきゃダメだぞ」と。
軽く受け流しますが、あまり気持ちのいい言葉じゃありません。
私の上記の考えに対して、こうも言われるときもあります。
「そんな甘っちょろい発想ならば、国は滅びるぞ」と。
滅びたくはないですが、国民が自由な意思のもと、 子供を産まない選択をするのならば、極端な言い方ですが、 滅びるのが自然に思います。
本題からずれますが、 多様なライフスタイルが存在し、以前より興味対象が増えた今、 子供を授かることの喜びを知らない人たちも多いと思います (独身の私が言うのもなんですが)。
それらの人たちに対して、 子供を授かることの素晴らしさを啓蒙することは大事に思います。
ただ、 価値観の押し付けは意味がないでしょう。 不謹慎な例えですが、 学生時代、「勉強しろ!」と言われれば、言われるほど、 勉強なんてしたくなくなったものです。
細かいところをネチネチ突っ込んでるなぁと、 思われる方もいるかもしれませんが、 その細かい部分からくる気持ちのズレが、 私たち若手の、子供をもちたいという意識を低下させているのも事実なのです。
2005年6月6日
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