衆院選挙制度に関する各党協議会第16回会合

 衆院選挙制度に関する各党協議会(座長・樽床伸二民主党幹事長代行)の第16回会合が25日午前、国会内で開催された。協議会では樽床幹事長代行が座長として示した「とりまとめ私案(以下PDF参照)」をもとに各党間で1時間以上にわたって意見を交わした。

 私案では、「次期衆院選に限った緊急措置」として、(1)衆院の1票の格差是正のため、小選挙区数を「0増5減」する措置を講ずる(2)衆議院の定数を80削減する(3)比例定数の削減に伴い民意が過度に集約されることを補正するため、現在11ブロックに分かれている比例代表を全国比例に改める。あわせて比例定数の3割を連用制とする――としている。また、「本格的な選挙制度改革」については、次々回の総選挙から実施できるよう、次期衆院選後に選挙制度のあり方について検討し1年以内に結論を得るとしている。

 協議後に樽床幹事長代行が記者団に語ったところによると、「(1票の格差是正、定数削減、抜本改革の)3点を同時に結論を出すようにというのが座長である私に与えられた(幹事長・書記局長会談での決定を受けて求められた)役割であったが、議論のなかで0増5減の先行、80削減の撤回といった意見が強く出て、座長としての自分ののりを超えた判断が求められた」と発言。幹事長・書記局長会談での決定を超えた議論へと進んでいる現状を踏まえ、樽床幹事長代行は「できるだけ速やかに幹事長・書記局長会談を開いていただくよう座長として要請し、報告することとなった」と語った。

 党政治改革推進本部事務総長の一川保夫幹事長代理、同副事務総長の逢坂誠二副幹事長も出席した。

PDF「座長とりまとめ私案 20120425」座長とりまとめ私案 20120425