政治改革推進本部総会・総務部門合同会議
党政治改革推進本部(樽床伸二本部長=党幹事長代行)総会・総務部門会議(座長・加賀谷健参院議員)の合同会議が18日、国会内で開催された。
合同会議では、議員定数削減なくして社会保障・税一体改革なしという新たな方針を党で確認したことを踏まえ、マニフェストに掲げている衆院比例定数80削減に向けた「公職選挙法の一部を改正する法律案」(衆院議員の定数削減法案)と、「0増5減案」を採用した「衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案」(1票の格差是正法案)について樽床政治改革推進本部長から提案があり、参加した衆参両院議員の満場の拍手で了承された。
樽床政治改革推進本部長は冒頭、16日の党大会での協力に謝意を示し、「マスコミ報道とはまったく異なり、まずはやるべきことをしっかりやる。議員定数削減、公務員人件費引き下げ、そして行革の推進。こうしたことをしっかりやって、社会保障・税一体改革に取り組む。順番を含めた方針については全国の民主党の皆さん方が心を一つにした、そういう党大会をやったと確信している」と語った。
そのうえで、「マスコミ報道は若干バイアスがかかっているが、そういったことはものともせず、お約束した定数削減を最初の第1歩として全力で取り組んでいきたいと強く決意している。その第1歩を踏み出すための作業として、皆さん方に提案させていただく」と述べ、提案に基づいて議論し決定してほしいと求めた。
さらに、「政治改革推進本部で長きにわたって数々の政治改革推進に向けての取り組みが議論されてきた。それを踏まえ、定数削減という最も高いハードルにぶつかっていくこの決意をまず最初に示していきたいと考えている。『定数削減』この一点張りで、最初の大きな風穴を開けていきたい」と力説し、協力を求めた。
続いて加賀谷総務部門会議座長は、「まさに野田政権にとって大変重要な法案であるので、ぜひご意見を」と求め、あいさつを締めくくった。
逢坂誠二・政治改革推進本部事務総長(党副幹事長)が会議後に記者団に語ったところによると、出席議員からの意見としては「削減は重要だ、スピーディに行ってほしい」「法案提出だけで終わるのではなく成立を確実なものに」「80削減を第一番の課題として拡散することなく力を入れて取り組んでほしい」などの声が続き、執行部に積極的な取り組みを求める声が相次いだ。
また、国会議員を80人以上削減するので国の役割も全体を見渡したうえで議論し、地域主権改革を念頭に置きながら国と地方の役割も考えて大局観をもって議論してほしいとの意見もあった。
なお、「1票の格差是正法案」について「0増5減案」を採用したのは、法律で最新の国勢調査結果の官報掲載から1年以内と定められている衆院選挙区画定審議会の勧告期限が2月下旬に到来することや、衆院議員の残り任期が1年半ほどとなっていることから、緊急避難的な対応として影響を受ける都道府県の最も少ないことから「0増5減案」案を採用した。
「衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案」骨子(案)
衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案
衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案新旧対照表

